地中に眠る物語– category –
大地の下に眠る過去を探す旅。
火をおこしたご先祖様から恐竜の足跡まで、想像力で掘り起こします。
スコップは要らないけれど、ワクワクは忘れずに。
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ラスコー洞窟の壁画が語る、人類の“物語る力”の始まり
フランス南西部、ドルドーニュ地方。森の奥にひっそりと隠れる洞窟の中に、人類史の“アートギャラリー”があります。そこに飾られているのは、クロマニョン人が2万年も前に描いた、ウシや馬、シカたちの姿。キャンバスは岩肌、絵の具は土や鉱物、そして照明... -
世界遺産・三内丸山遺跡|青森で出会う“縄文版東京”の暮らし
「三内丸山遺跡ってどこ?」と思った方へ。答えは青森県青森市。東京ドーム約9個分の広さを持つ、日本最大級の縄文集落跡で、世界遺産にも登録されています。ここで暮らしていた縄文人は、ただの“原始生活”とは無縁。巨大な6本柱を建て、黒曜石を遠くの地... -
人類はなぜ立ち上がったのか──エチオピア・ルーシー化石が語る320万年前の真実
人類が初めて大地に立ち、二本の足で歩き始めたのはいつだったのか──。その答えを探るカギは、アフリカ東部のエチオピアにあります。1974年、アファール地方で発見された約320万年前の化石人骨「ルーシー」。この小柄な女性の骨格は、私たちの祖先がすでに...
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