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世界遺産ポンペイ──2000年前の落書きが語る“最後の日常”

イタリア南部、ヴェスヴィオ火山のふもとに広がる ポンペイ遺跡
西暦79年の大噴火によって一瞬にして灰に埋もれたこの街は、2000年前の古代ローマの暮らしを「まるごと閉じ込めた博物館」となりました。

石畳の道、パン屋や居酒屋、劇場や公衆浴場。
発掘された建物の壁には、当時の人々が残した 落書き が無数に見つかっています。

「恋がうまくいかない」「あのパン屋が一番だ」「剣闘士フラウクス最強!」──。
そこに刻まれていたのは、偉大な歴史ではなく、誰もが共感できる日常のつぶやきでした。

ポンペイを読み解くことは、ローマ人の“最後の日常”をページの上で追体験することでもあります。
今回は、この世界遺産が語りかける声に耳を傾けてみましょう。

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