つもりん– Author –
-
地中に眠る物語
歴史に残るとは思っていなかった──猫の足跡から古代のクレームまで
写真:LornaMCampbell/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0 歴史に名を残す方法といえば、偉業を成し遂げる、国を動かす、大発見をする──そんな立派なものを想像します。ところが実際には、乾きかけの床タイルを猫が踏んだだけでも、歴史に残ることがありま... -
世界の絶景と自然現象
海の中に滝がある?|モーリシャス・ル・モーン沖の不思議な錯覚
インド洋に浮かぶ島国、モーリシャス。青い海、白い砂浜、南国のリゾート。ここまでは、想像どおりです。ところが、この島の南西部、ル・モーン沖には、ちょっと不思議な景色があります。なんと、海の中に滝があるように見えるのです。海の中に滝。「いや... -
数理と科学で読み解く世界
お金はモノなのか、情報なのか|石貨から電子マネーまで
財布の中の千円札を見て、不思議に思ったことはないでしょうか。あの紙は、よく考えるとただの紙です。それなのに私たちは、その紙を一枚なくしただけで慌てます。風で飛ばされたレシートなら「まあいいか」で済みますが、千円札だと話は別です。同じ紙な... -
歴史と文化に出会う旅
世界一重いお金の島|ヤップ島で「お金とは何か」を考える旅
財布を忘れて出かけると、不安になります。現金は持っただろうか。カードは入っているだろうか。最近ならスマートフォンの充電残量まで気になります。では、もし財布そのものが存在しなかったらどうでしょうか。南太平洋のヤップ島では、かつて巨大な石が... -
数理と科学で読み解く世界
バベルの塔から摩天楼へ|人類はどうやって空へ近づいたのか
世界には、思わず見上げてしまう建物があります。古代エジプトのピラミッド、空へ伸びる大聖堂、日本の五重塔、そして現代の超高層ビル――。時代も場所も違うのに、人類は昔から、とにかく高い建物を作りたがってきました。「もっと高くできないか」そんな... -
神話と伝説の舞台
人はなぜ“天まで届く塔”を語ったのか|バベルの塔の起源を考える
古代の人々は、なぜ「天まで届く塔」を語ったのでしょうか。空へ向かってそびえ立つ巨大な塔。人々は力を合わせ、その頂きを天へ届かせようとした――。そして神は、その傲慢を怒り、人類の言葉をバラバラにした。そんな物語として知られるのが、旧約聖書に... -
歴史と文化に出会う旅
かつて世界の中心だった都市──バビロンに眠る文明の記憶
世界史や聖書の中で、何度もその名が登場する都市があります。バビロン。空中庭園、バベルの塔、そしてバビロン捕囚。かつてこの都市は、古代世界における“世界の中心”ともいえる存在でした。巨大な城壁に囲まれた都市には、神々に捧げられた神殿が建ち並... -
数理と科学で読み解く世界
駅・病院・スーパーで迷うのはなぜか|日常に潜む迷宮の正体
駅の地下通路で、出口を探しているうちに、なぜか元いた場所へ戻ってしまったことはないでしょうか。病院では、受付にたどり着いたと思ったら「まずはあちらへ」と案内され、気づけば小さな冒険が始まっていた――そんな経験もあるかもしれません。大型スー... -
神話と伝説の舞台
ミノタウロスはなぜ生まれたのか──迷宮と想像がつくった物語
もし、地図にも載っていない巨大な建物を見つけたら――中に何があるのか、人はきっと、理由を考え始めます。閉じ込めるための場所なのではないか。何か、出てはいけないものがいるのではないか。そしてその“答え”として、ミノタウロス――そう呼ばれる存在が... -
歴史と文化に出会う旅
ミノア文明とクノッソス宮殿|迷宮と呼ばれる理由とは
クレタ島に残るクノッソス宮殿。その名前を調べた人の多くが、途中でこう思います。「……で、迷宮って結局なんなんだ?」ギリシャ神話では、中に入ったら二度と出られないとされる迷宮。そこにはミノタウロスという怪物まで登場します。――いや、ちょっと待...